もうあなたはこのDVDはご覧になったでしょうか?
サバキ系カラテ界は元より、フルコンタクトカラテをやっている人なら知らない人はいないだろうと思われる「ケンカ十段」新国際空手道連盟芦原会館を立ち上げた先代「芦原英幸」の生前の稽古動画が発売されました。
これに期待していた人も多いと思います。
さて、中身はどうなんでしょう。
分かる人には分かる
実はこの動画ですが、すでに動画サイトにアップされていました。
全てではありませんが、そのアップされてる動画でどこまで理解できるか分かりませんが見ることはできます。
ただ、私が見た感じでは・・・印象ですが、「地味」でした。
昔の芦原会館の稽古風景が見れるのは貴重だと思います。
ただ、音声が聞き取りにくいのがもったいない!
また、もう少し編集して「技」のバラエティーが欲しかった。
芦原会館には門下生にも教えられない技があると聞きます。
もう、会館を去った高弟たちは知っているのかもしれませんが、秘伝といえばオーバーかもしれませんが全てを公開しないのはわかりますが、同じ技を指導している部分が多かったように感じます。
同じ技の繰り返しということは、それだけバリエーションが有ることが理解できますが、如何せん音声に少し難がありますね。
本当にもったいないです。
実際、芦原会館の支部に通われてる人に感想を聞くと、「面白くなかった」という意見を聞きました。
日頃からキチンと芦原カラテを稽古をされてる方に取っては、特に珍しいということも無かったのかもしれませんね。
それとは、真逆に芦原OB(内弟子)の意見も聞くことが出来ましたが、2セット買ったと言っていました。
鑑賞用と保存用だそうです。
要するに人によって捉え方が違うということですね。
それは普段の稽古からも言えることだと思います。
先生は同じでも、弟子のタイプは様々ですから、人の数だけ解釈があるということがいえます。
まとめ
今回の「サバキ伝説」だけではなく、どんなお宝映像も観る人が変われば、ゴミにもダイヤモンドにもなることがわかりました。
普通にカラテのDVDだと思って見るとおもしろくないかもしれません。
また、フルコンタクトでありながら、試合には使えない技術ばかりで、サバキ系のマニアックな人に取ってはお宝だと思います。
私の感想は、正直にお伝えすると、見始めの頃は興味深く観ましたが2回ほどで飽きてしまったというのが本音です。
「この技どうやってやるんだろう?」というような「神秘的」な部分は殆どありませんでしたから。
私もお宝部分に気づいてないのかもしれませんね。
気になる方は、ご自身で確かめるしか無いと思います。
ただはっきり言えるのは無駄遣いにはならないということを付け加えておきます。
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