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芦原会館先代・芦原英幸こそが「芦原空手」だと思う理由とは?

芦原会館

現在空手界において、「サバキ系」という言葉があるのは、元極真会館師範・芦原会館先代館長である芦原英幸氏が開発、名付けたものであるのはすでにご承知だと思います。

サバキとは?という質問の答えは一言では言い表せませんよね。

では、他の空手にそのような技術が無いか?と言えばそんなことはなく、同じような技術は存在します。

芦原先代が、極真の試合を「あれでは我慢比べだ!」と言って「相手の攻撃を如何にもらわず、こちらの攻撃を相手に当てるか」という事にこだわった空手を作り上げた訳です。

その技術が、「円運動」のように見えたり、まず決め技を出す前に捨て技(フェイントや逸し技、崩し技)、つまり「崩し」という事を行うことが、「サバキ」に真骨頂だと説明しています。

また、こうも言っています。

身体の大きい奴は、それだけで初段だよ!」と。

つまり、技術を理解した上で、肉体の有利性を認めていたわけです。

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誰にでもできる空手

これは、現在もスローガンとしていて、ただ単に「ケンカに強くなりたい(最近そんな人いるのかな?)」「試合に出たい」「試合で勝ちたい」という人だけのものではないということです。

老若男女「誰にでも始められる空手」を現在も行っています。

誤解の無いよう何度も書いておきますが、他の流派が問題だと言っているのではなく、もちろん空手ですから同じ技術や教え方はあります。

ただ、「試合」を重視している流派や道場は、どうしても試合ルールの稽古しかしない傾向があります。

私も、極真、ワールド大山と経験しましたが、顔面のパンチの稽古は皆無でした。

私の想いは、「空手も武道である以上、顔面攻撃も稽古しなければいけない」ということです。

試合で勝って、路上で負けては何にもならないと思っている訳です。

普通、人はまず、顔を殴ってくるのがセオリーですよね。

その練習を抜かして、空手のチャンピオンになっても、一般人に殴られたら何にもなりませんからね。

その点、芦原空手の稽古は、ストリートを想定していますから、掴みに対してや、顔面に対しての稽古をしています。

しかし、正直なところ、芦原会館の中でも試合に選手を出してるところは、試合ルールの稽古がほとんどかもしれません。

関東圏の芦原会館は積極的に試合に出ていますからね。

ただ、芦原会館は40代以上が多いので、ガチガチの稽古はやらないんですね。

なので、老若男女が比較的始めやすいと思います。

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3cmの違い

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書籍や動画で、先代が「ここから3cm下がると~」「ここから5cm前に出ると~」とか説明しています。

いま、こうやって具体的な距離をセンチで区切って教えている師範や支部長はどのくらいいるんでしょうか?

多分ですが、いないと思います。

これを見ると、「芦原空手は芦原英幸の空手なんだな」って思います。

先代と同じ動きや技術、考え方を持つことはできませんから。

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今は芦原会館を離れた、高弟達が集まって技術を結集すれば出来るかもしれませんが、それは無理でしょうね。

芦原会館には、2代目も門下生に出してない技術がたくさんあるようです。

芦原会館に入門したからと言って、その技術を全て教えて貰えるかというと難しいですね。

指導者自体が、伝えてもらっていない技術があるからです。

その前に、マニュアル化している技術でさえマスターするのに、かなりな時間と労力が掛かりますし、努力をしても全てマスターできるとは限りませんからね。

誰にでもできる空手」の技術をマスターするだけでも、時間、努力、情熱、体力は必要なんです。

実戦!芦原カラテ(3)基礎編 誰にでもできる空手 (少年マガジン特別編集)

まとめ

いろいろ検証すると、「芦原空手は芦原英幸にしか出来ない」という結論になりました。

しかし、老若男女に出来る技術もたくさん残してくれていますので、護身術やダイエットにもいいと思います

武道である以上、顔面の稽古は必要です。

しかし、始める人が何を望んでいるか?ですから、私の考えを押し付けるつもりは毛頭ありません。

あなたに合った、空手や武道を始める事をおススメします。

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