40代以上のおやじ達のアクションスターといえば、ブルース・リーとジャッキー・チェンが真っ先に思い浮かぶと思います。
今回は、敢えて「国際スター」ということで、千葉真一と倉田保昭は外しておきますね。
今や、千葉真一氏も倉田保昭氏も世界的には有名ではあると思いますが40代以上のオヤジ達が子供の頃のお話ですので。
40代50代をメインでの内容でいきたいと思いますが、マニアックな30代20代の人が読んでも理解出来る様に説明したいと思います。
子供の頃、誰でもマネをしていました!
そうです、子供の頃(昭和50年代)は誰でも一度は「ヌンチャク」を作ったり、市販のモノを買って遊んだ記憶はあると思います。
もちろん、私にもあります。
そして、誰でも、「ブルース・リーのものまね」をやった事があると思います。
やったことが無くても「アチョー!!」ぐらいは言ってますよね!
ジャッキー・チェンで言えば、「蛇拳・酔拳」ぐらいはマネたりしましたよね?
私は、ジャッキー・チェンが、悪者にやられて、鍛えて強くなる「特訓」のシーンのマネをよくやりました。
余談ですが、私は中2の時に、少林寺拳法の道場に通い始めました。
「蛇拳・酔拳」はその頃、公開されてましたので、私の趣味にピッタリハマったんですね。
学校では誰でも、ブルース・リーやジャッキー・チェンのマネや映画の1シーンをマネたものです。
今回のターゲットは「ジェット・リー」です。
私が、少林寺拳法の道場に通い始めて、1年ほど断った頃、映画「少林寺」が公開になりました。
ジェット・リーがリー・リンチェイの頃ですね。
「少林寺」には日本の少林寺拳法の本山から偉い先生も出演してたので、道場の先生から「前売り券」を渡されて学校で友達に売った記憶があります。
そんな、日本でのジャッキー・チェンとのデビューの時期がそれほど変わらないのに、どうして、ジェット・リーの人気に火がつかなかったのでしょう?
そもそも、ジェット・リーは小さい時から、中国拳法の英才教育を受けていて、11歳から中国全国武術大会で個人総合優勝を果たし、5年連続でチャンピオンの座に輝いた天才です。
そんな、中国拳法の天才が、映画デビューして、その実力を遺憾なく発揮されても、誰も「マネ」が出来ない訳です。
ここなんですね!
そう、我々、子供が「マネ」出来ないくらいスゴかったんです!
マネが出来ないと、当然マネが出来るジャッキー・チェンに人気は持っていかれます。
もちろん、ブルース・リーやジャッキー・チェンも「映画用」の動きやキャラクターを演じていたので、マネしやすかったのでしょう。
しかし、本気のリー・リンチェイはスゴすぎて誰もマネ出来なかったんです。
これが、いまいちジェット・リーの人気に火がつかなかった理由です。
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まとめ
今回は、あくまで、日本での話として書いています。
また、ブルース・リーもジャッキー・チェンも武術家としても超がつくほど一流なのは私が説明しなくてもご存知の通りです。
しかし、ジェット・リーは凄すぎたんですね。
ブルース・リーは32歳という動けるピークで亡くなりました。
今観ても、アクション映画として何の遜色もなく観れるほど素晴らしい動きをしていることも驚きです。
そんな、ジェット・リーも50歳をとっくに越え、ジェット・リーの還暦を迎えます。
二人共、アクションは引退を発表していることは本当に寂しいですが、仕方がありませんよね。
どんな超人でも、加齢には敵いません。
しかし、主役でアクションをやることは無くても、脇役でもいいので動ける範囲で魅せて欲しいと思うのは私だけではないと思う今日このごろです。
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