女優の釈由美子が古武道の有段者というのは最近では知られてきてると思います。
どうして、始めたのかは詳しくは分かりませんが、女優にとって大変プラスになること間違いなしだと言えますね!
日本の俳優陣達は、世界の俳優の肉体レベルではとても軟弱な様にみえます。
日本の全ての俳優に当てはまることではありませんが、普段から肉体の訓練とか武道武術の道場に通っている俳優女優はどれくらいいるんでしょう?
1割もいないのではないでしょうか?
誤解の無いように書いておきますが、「普段から日常的に通っている」レベルの人です。
ドラマや映画のクランクインの前に数週間や数ヶ月の間だけの特訓はダメです。
釈由美子のように普段から道場に通っているレベルの俳優女優は1割いるか?いないか?ではないでしょうか?
アクション映画好きのコダワリ
私は「真田広之」世代なんですね。
JAC全盛期の頃の、アクションスターが好きです。
あの頃のJACの看板と言えば、真田広之、黒崎輝、高木淳也、志穂美悦子でした。
いま、バラエティー番組に出てくる千葉真一が育てたんですね。
真田広之も黒崎輝、高木淳也も極真空手の道場に通い黒帯でした。
アクションも「本物感」がありましたね!
しかし、今の俳優たちはクランクイン前に少しアクション稽古するだけの付け焼き刃で、カメラ割りや吹き替えに頼っています。
確かに今のカメラワークの技術は凄くて、吹き替えか本人か分かりません。
しかし、アクションのクオリティーを上げれば上げるほど本人ではないということが分かってしまいます。
製作サイドからすれば、怪我でもされたら撮影がストップしかねないので、そんなリスクを追わなくても吹き替えにすれば監督の思った通りの絵も出来るし安心なんでしょうが、それがドラマや映画をつまらなくしていると感じます。
とは言え、何でもかんでも趣味を増やすことはありません。
例えば、ピアニストの役が来る確率ってどのくらいでしょう?
しかし、掴みかかったり、殴ったり、倒れたり、殴られたり、投げたり蹴ったりする演技をやる確率は、相当多いと思います。
本当に強くなる必要はないです、何かの「黒帯」レベルの芝居(アクション)が観たいだけなんですね。
長年武道に携わってきた私は、構えただけで本物か偽物か分かります。
これは、私に限らず、アクション好きが見ればわかると思います。
まとめ
釈由美子が古武道「十二騎神道流」の弐段だったと思いますが、その辺のスタントウーマンよりも良い動きをしていますね。
スタントは出来ないと思いますが、アクションなら多分スタントウーマンには負けないでしょう。
それくらいの俳優が、この日本にいないのが寂しいのです。
ジャニーズの岡田准一が唯一、ジークンドーやフィリピンカリのインストラクター資格を持っているぐらいではないでしょうか。
だから、私は岡田准一のアクションが観たくなるんですね。
本物だから。
日本の安全神話もとっくに崩壊してるぐらい、最近では人が襲われる犯罪が増えています。
武道、武術を習うのはメリットばかりだと思うのは私だけではないと思います。
本場アメリカのようには出来ないことは分かっています。
だから、普段からのトレーニングが映像に反映するんですね。
日本発の本物のアクション映画が待ち遠しい今日このごろです。
俳優たるもの趣味が多いのはとても良いことだと思います。
その中に、武道武術を入れてみては如何でしょう?
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