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空手は護身術として使えるのか?フルコン空手の稽古方法の落とし穴とは!

空手

武道武術を始めるのに動機は人それぞれだと思います。

ケンカに強くなりたい、自分の身を守るため、大会に出たい、黒帯を巻きたい、ダイエット、ストレス・運動不足解消のためなど様々です。

これが伝統派空手なら、オリンピックに出場したいからというのも入るかもしれません。

話が反れましたが、「空手=?」どんなイメージですか?

競技とかスポーツとイメージする人も多いとは思いますが、基本的に武道である以上護身術としとの要素も備えておかなければなりません。

どうしてこんな書き方をするのかというと、大小の空手大会を運営している空手流派のほとんどの道場は「試合用の稽古」しかしないからなんです。

スポーツと捉えると良いかもしれませんが、路上での有事においても対応出来なければ純粋なスポーツになってしまいます。

私としては、やはり全場面対応型の武道としてあって欲しいという願いからこんな表現になってしまいます。

では何がどう問題なのかを考えていきたいと思います。

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3流派を経験して

私は小学校で柔道、中学高校で少林寺拳法を習いました。

その甲斐あって、少林寺拳法では中学高校で県大会でも優勝することが出来ました。

私の打撃系の基礎は少林寺拳法なわけです。

その学生時代に気づいたことは、「習う先生によって得意技や多少の技術は違ってくる」というものでした。

空手や少林寺拳法でも、突きが得意な先生と蹴りが得意な先生やタイプも攻撃型・カウンター型では多少教え方にも違いが出てきます。

私が習っていた、30数年前は「ケンカに使え」とか「複数に囲まれたら」ということも道場稽古のなかで行いました。

もちろん大会が近くなると、大会用の稽古が中心になりますが、基本的に「路上」での有事を想定した稽古内容だったんですね。

その時は正直、極真空手の道場に通っている友達とかもいましたから、羨ましい反面「負けられない」という気持ちもありました。

それから10年以上経って極真会館に入門するのですが、しばらく顔面への攻撃の癖が抜けませんでした。(もちろん一度も当ててません!)

フルコンタクトということではじめの内は楽しかったのですが、複数想定とかナイフディフェンス(短刀捕り)とかの稽古を一切せず、試合に勝つためにはどうしたら良いのかを道場生全員が考えながら稽古していることに違和感が出始めました。

「極真=強い」というイメージで、たしかに強いのですが、「どうして顔面の稽古をしないのか?掴みの稽古をしないのか?」が不思議でたまりませんでした。

やがて仕事が忙しくなり、道場自体も崩壊というか先生が極真会館を脱退してしまったので辞めてしまいましたが、武道だけは続けたいと常々思っていました。

それから再び、フルコンで路上での護身術的な稽古もしているところを探しました。

はじめは「白蓮会館」とも思いましたが、近くになく通うには遠すぎました。

白蓮会館の記事⇒「白蓮会館杉原館長は少林寺拳法から上手く空手に変化していきました!

そこで、ユーチューブなどでいろいろ調べてワールド大山空手の道場に入門しました。

緑帯からは武器術もあるし、体験稽古に行った時には襟首掴んで引き倒したりしてましたので「ここだ!」思って入門したのですが、稽古を続けると試合向けの稽古しかしなくなりました。

やがて1年ほどで退会してしまいました。

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掴みが新鮮

3流派目は芦原会館に入門したのですが、学生時代には柔法も散々やってきたはずなのに「掴み」が新鮮でした。

フルコンタクトルールは分かりやすく、肉体にも稽古した実感が湧きます。

審査を受けると上達したという達成感も味わうことが出来ました。

しかし、私は「路上での対応」に疑問を持ってしまっていました。

顔面なしのルール、掴みは反則、投げは無しという稽古体系に不安は消えませんでした。

拳法では関節技はもちろん投技に加え剛法(突き蹴り)も稽古しますし、グローブを付けての顔面ありの乱取りもやります。(ローキックは無し)

それがベースなのですが、顔面なしのフルコン流派を経験するうちに自分の意識も「顔面なし、掴み反則」みたいになってたようです。

芦原空手の支部道場での巻き込み投げや顔面稽古は懐かしく新鮮でした。

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護身術としの考え方

これは極真だからとか大山だからということではなく、指導者側の意識の問題だと思います。

いくら大会で入賞しても、路上で顔面殴られたら「本末転倒」だと思うのは私だけではないと思います。

ましてや、現在の日本では毎月、多い時は毎週テレビで殺傷事件のニュースを目にします。

ナイフで襲われるなんて宝くじに当たるよりも低い確率だと思いますが、対処法を2つ3つ知っておかないともしもの時に何も出来ずに刺されてしまうなんてことになれば、有名選手であればあるだけ残念な気持ちになってしまいます。

相手がナイフを持っている時は、まず「走って逃げる」のですが、それすら知らないことが問題だと思います。

また、複数人相手に無傷とはならなくても最小限のダメージでの対処法を知っているのか?

1対1の稽古しかやったことがなければ難しいですよね。

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まとめ

たまたまかもしれませんが、フルコンタクト空手で入門した支部の先生が試合用の技術については高い知識を持っていても「路上対応」の稽古を一度も行わなかったことが私の不安を掻き立てました。

路上で、「習ってないから」は通用しません。

そのままやられたら恥ずかしいですよね。

強くなれば、無駄なケンカなんかもしないでしょう。

ただ、「万が一」の場合に備えた稽古も必要だと思うのです。

空手がオリンピック競技に決まってますますスポーツ化していくと思います。

でもまだ伝統派のポイントルールの方が顔面ありで稽古してますので、対応できるかもしれませんね。

指導者は技量が問われてることに気づくでしょうか?

コメント

  1. カステラ より:

    今から20年以上前
    大道塾が空道でなく格闘空手の時代、長野支部が離脱して禅道会と割れた時代で修斗もパンクラスもまだまだ未成熟から成熟期に頃で今のような技術はありませんでした…
    主の方の様に少林寺様でも極真さんでも芦原さんでも顔面の危険性を考えてプロ志向の弟子、生徒以外にはガチスパーもなかった様に覚えてます。
    あくまでもプロ選手との自主稽古って側面が強くスパーなんて練習時間じゃありえないあくまでドリルオンリーだった覚えがあります。
    また出稽古に関しても互いに教え合うって優しい雰囲気はなく受け入れはするが道場破りにちなかい雰囲気で伸ばして当たり前って風潮でした…あの雰囲気だから皆んな強くなれたっ流れもあると思うけど、今の時代みたに流派や団体を超えて出稽古出来る事素晴らしいと思う…
    でもあの殺伐とした時代もありかも

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