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極真空手が伝統化する?オリンピック出場を目論む松井館長の狙いとは?

極真会館

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驚きのニュースが飛び込んできました!

極真会館の松井館長と全日本空手道連盟(JKF)の笹川会長のトップ会談が行われたようです。

この会談で、2つの団体が協力関係を結ぶ方向で合意したと発表されました。

なんと笹川会長と松井館長は昨年からコンタクトを取っていて、両団体がオリンピックの競技化のために手を結んだというものでした。

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競技化の有力候補

そうなんです、空手は野球・ソフトボールに次、2番目に採用される可能性がある有力な競技なんですね。

フルコン派には悲しいかな、今のところ候補とされているのは基本的にはJKFルールのポイント制なんですね。

しかし、国内では大きく分けて2つのルールが存在します。

そうです、ポイント制と直接打撃制(フルコンタクト制)です。

こちらの記事に書きました。

「空手を2020年の東京オリンピックの正式種目にしよう!」

新極真の緑代表が代表を務める全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)がオリンピックに向けて、何歩もリードしていると思っていました。

しかし、水面下で松井館長は動いていましたね。

先の記事で、「新極真が中心となってるJFKOには極真会館は入っていない」と書きましたが、極真会館も黙ってはいないと思っていましたが、まさかの大逆転なんでしょうか?

このトップ対談では、「お互いに尊敬しあっていて、いい方向に進んでいる」と関係者からの話だそうです。

そこで、なんと松井館長は「極真の中から、伝統派のポイント制のクラスを作り、JKFの試合に出場出来る選手を育成する」とまでいっているそうです。

良い意味で、空手界の大同団結を唱えているように思えますが、その前に、フルコン界の大同団結が先決ではないかと思うのは、私だけではないと思います。

確かに画期的なことではありますが、そんなことをしたら、極真会館で無くなってしまうように感じてしまうのは否めません。

極真空手創始者の大山総裁はその「ポイント制」に疑問を持って、「直接打撃制」の極真会館を立ち上げたのですから、どうしても本末転倒のように感じてしまいます。

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まとめ

レスリングに、「フリースタイルとグレコローマン」があるように、「空手道は一つだが、ルールは2つ」と唱えるJFKO緑代表を笹川会長は煙たがってるようにも見えます。

私も署名した、フルコンタクト制競技化の署名も、笹川会長は困っているように伝わっています。

それにより、JFKOと笹川会長は平行線だとも言ってるようですから。

空手をやってる」といえば、「伝統派?極真系?」と聞かれる昨今ですが、この2つに割れている人気を一つにまとめることが出来たら、それはパワーも倍増すると思います。

松井館長はどうしてもオリンピックに参加したいのか?それとも新極真派を蹴落としたいのかどちらなんでしょう?

本心は分かりませんが、これでJFKOは極真会館に大きく水を開けられましたね。

新極真を中心とするJFKOは次の一手を考えなければいけなくなりました。

やっぱり、極真と新極真、芦原と正道は水と油のままなんでしょうかね?

ただ、極真会館の中で、伝統派のポイント制ルールの練習する選手に日本代表は加わるのか?といえば難しいと思います。

今の、全日本選手にポイント制の練習させるのはどうも想像がつきません。

確かに、空手道は一つです。

しかし、厳密に大会を開いてる流派のルールはたくさんあります。

オリンピックに出たいが為に、主旨を曲げるのは武道家としてどうなんでしょう・・・

まず、緑代表と松井館長が対談をしてみてはどうでしょう?と勝手な意見を言ってしまいたくなります!

私は武道家は不器用なぐらいが丁度いいと思うんですが、どうなるんでしょうね。

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