先日の5/2に行われた、「世界ウエルター級王座統一戦 パッキャオVSメイウェザー」はボクシングファンでなくとも気になる一戦だったのではないでしょうか?
6階級を制したフィリピンの英雄マニー・パッキャオとアトランタ五輪銅メダリストから鳴り物入りでプロに転向し、こちらも5階級を制覇し47連勝のフロイド・メイウェザーとの一戦は世界中で注目されましたね。
私も大変内容が気になりました。
度々、取り沙汰されていた両者の試合はかなり時間は掛かりましたが、実現したのはボクシングファンはたまらなかったと思います。
なにせ、両者のファイトマネーが総額300億円とも言われたましたからね。
私の感想ですが、人気的にはやはりパッキャオが高かったと思います。
それは打ち合いを恐れず前にでて「KOを取りに行く」という戦い方できっちり勝ってきたからですね。
それに比べると、メイウェザーは勝てる試合も、カウンターテクニックを披露するという試合運びで「負けない試合」を重ねてきたという感じです。
判定決着
もう、ご存知だとは思いますが、試合の結果は「3-0」でメイウェザーが勝ちました。
素人目には、「普通の試合」の様に移ってしまったのではないでしょうか?
私もそうですが、これほどの大試合ともなれば、KOでハッキリ勝敗を付けて欲しかったと思うのが人情でしょう。
メイウェザーがパッキャオの連打をどのように凌いでカウンターを取るか、はたまたパッキャオがメイウェザーを捕まえてOKするか?というところが見たかったですね。
当人同士の間では我々凡人には理解できない、目には見えない攻防もあったと思います。
しかし、KO決着して欲しかったですよね。
ボクシングの試合の内容については、言葉や書面では表現できないので、ここでは割愛します。
もちろん「普通の試合」ではありませんでしたが、もう少し打ち合うシーンが見たかったですよね。
こう言えば、ド素人丸出しかもしれませんが、どのラウンドも同じ事の繰り返しの様に見えたのは私だけではないのではないでしょうか?
たまに「おっ!」と思うようなパンチがメイウェザーに何度か入りましたが、効いてないアピールをしていましたね。
やはりパッキャオの連打は魅力的です!
また、パッキャオもそうですが、メイウェザーのハンドスピードの早さは天下一品ですね。
会場では判定に、不満なブーイングが起きていたようです。
メイウェザーが観客に答えるとブーイング、パッキャオが手を振ると歓声が巻き起こったのはもニュースでも出ていましたよね。
試合後のインタビューで、両者対戦相手に敬意を表しながらメイウェザーは「彼の攻撃は想定内だった」という内容のコメントをしていました。
一方、パッキャオは「私が勝ったと思っていた」というように、観客もパッキャオが勝ったと思った人が多かったのか、ブーイングが判定に納得いかない事を表現していました。
問題が起こっています!
それは、物凄い金額が動いた、この世紀の一戦ですが、掛け金もとんでもなかったようです。
入場料が86億円、有料放送が360億円、賭け金は72億円に達していると言われているこの試合前にパッキャオが右肩を負傷していたらしいのです。
その右肩の負傷を隠してリングに上がり、敗戦ということで、ネバダ州の住民達が6億円の賠償を求める集団訴訟を起こしたとニュースでありました。
コミッションへの報告義務を果たさず、試合をして負けたのが問題のようです。
それが事実ならそうなりますね。
それでも勝ってれば文句は出なかったとは思いますが・・・
どちらに駆けたかという割合は分かりませんが、パッキャオ勝利に賭けた人が多かったのではないでしょうかね。
スーパースター同士の対戦ですから、そこら辺は何か不正があると大問題に発展しかねませんからね。
万全の体調で試合して欲しかったですよね。
まとめ
世紀の一戦には何かと物言いがつきものです。
両者も30代後半ですので、現役の試合を観られる数が限られてきました。
パッキャオにもまた試合で勝って欲しいし、メイウェザーを誰が倒すのかも見てみたいです。
二人の天才がこれからどうなっていくのか動向の観察を続けたいと思います。
追記
その後のニュースで、パッキャオが右肩の手術を受けた事が発表されましたね。
右肩けんを断裂し、修復する関節鏡視下手術を行ったようで、復帰には1年ほどかかるようです。
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