白蓮会館と言えば、杉原館長のイメージが強烈ですよね。
数年前に私も興味があって、探したんですが近所はおろか東京都内には支部が無いじゃないですか!
で、ワールド大山空手という流れになってしまいましたが、通える範囲に支部道場があれば、月謝次第で入会してました。
やっぱり、通える距離と月会費はこれからしばらくは続けようと思うと重要なポイントになります。
私は、極真系の流派がフルコンルールの稽古しかしないので、関節技など柔法もある白蓮会館に大変興味が湧いていました。
その昔、「白蓮会館 剛法」のDVDも買った事があります。
少林寺拳法は強いと証明するため
YouTubeで「白蓮会館」や「杉原館長」・「正道会館」などと検索すると昔の杉原館長が試合をしている動画が沢山出てきます。
少林寺拳法6段の杉原館長がどうして正道会館や士道館の全日本大会に出てきたかというと、確か「少林寺拳法は強いという事を証明するため」だと何かのインタビューで読んだ記憶がありますが定かではありません。
極真空手が出てきてからというもの、「少林寺拳法は弱い」と噂されているのを私も実感しています。
私も学生時代5年間、少林寺拳法の道場に通い、県で優勝したことも数回あります。
そんな、世間の噂に真っ向から立ち向かおうと、少林寺拳法を離れフリーと言う立場でフルコンの試合に出ていたんだと認識しています。
少林寺拳法は他流試合禁止ですからね。
白蓮会館は
1984年に杉原正康館長が大阪で起こした「空手」の流派です。
士道館や正道会館の全日本大会で入賞して、いろんな流派から「最強の侵略者」と言われるような団体になっていきました。
現在は、館長二代目をご子息賢亮氏が継いで、杉原正康氏は白蓮会館宗師という立場になっているようです。
空手と拳法の融合
練習風景の動画を観ると、上手く空手と少林寺拳法をミックスしています。
きっと杉原氏が使える技だけ残して、白蓮会館に取り入れたんだと思います。
普通のフルコンタクトの空手流派と一番異なる点は、柔法(関節技)を稽古にで行ってるところです。
フルコン系道場の稽古では、ほとんど試合ルールの稽古しか行わないので、路上で生かせる武道としての技術に乏しくなりますが、白蓮会館ではしっかり練習しているようです。
ちょっと気になるのは、基本がほとんど空手になっているという点でしょうか・・・
基本の突きは横拳で、スパーリング技術では縦拳を教えていたりしています。
少林寺拳法は基本的に縦拳なので、そこら辺は試合に通用していると考えます。
また、受け身や関節技があることで、他の空手流派と差別化がはっきりと出ていますね。
少林寺拳法と空手の丁度真ん中という印象です。
まとめ
「最強の侵略者」と呼ばれていた時代からすれば、現在は白蓮会館独自の大会が充実していますから、他流派の大会に出る必要は無くなったんですかね。
それほどの規模に成長させた、杉原正康氏のカリスマ性は本物だったんですね。
私は路上での有事に有効な技でいうと、極真より白蓮をススメます。
少林寺拳法は良いのですが、フルコン練習をしないのとローキックを使わない事が、もったいないです。
空手だと逆技が無いし、顔面やらないし・・・
だから、護身でも大会向けでも白蓮会館なら対応出来ると思っています。
これから武道を始められる人は参考にしてみては如何でしょう?
ただ、関東圏には支部が少ないので通えるのも限られてはくると思います。
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