伝統派空手とフルコン系空手「どちらが強いか問題」を改めて検証した結果?

ネットを見るとたまに、この問題を拾ってしまうことがあります。

そう、タイトルにもありますように「伝統派空手とフルコンタクト空手のどちらが強いか?」問題です。

では早速、導き出した答えを発表します!









答え、

比べようがない!」です。

若しくは、

どちらも強い!」です。




すいません、私の主観です。


でも考えて下さい。

そもそもルールを統一できると思いますか?

方や「顔面無し、掴み無し、投げ無し、素手」、方や「顔面有り、ローキック無し」となると別物ということが理解できます。

私はフルコンしか経験がありませんが、過去に伝統派の選手とスパーリングしたことがあります。

直線的で動きも早かったです。

ただ、ローキックや回し蹴りをカットしていませんでした。

ローキックをカットする技術がないのではなく、普段の試合(組手)では反則なのでカット練習する必要がないんです。


先に書いておきますが、ここではどちらかに優劣をつけようとするものではありませんので。


元は同じ「空手」に、比べようがない「伝統派とフルコン派」の「どちらが?」問題に私なりに考えた事をお伝えしたいと思います。


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「型」問題


私は常々、「人間が作ったものに完璧はない」と思っています。

だから失敗しても良いんですね。

「だってにんげんだもの」・・・


「唐手」は古の先人が作ったもので、当然、人間が作ったものには違いありません。

フルコンタクト(直接打撃制)カラテは大山倍達総裁が生みの親だというのは周知の事実です。


「フルコン系は、型が雑なのは大山倍達が上手くなかったからだ!」という意見がありましたが、これは大きな間違いだと思います。

極真の型は確かに剛柔流の流れを汲んでいます。

では、完璧に同じかというと客観的にみてそうは思いません。

もはや新極真会と極真会館とも少しづつ違いが出てきている様に思いました。

要するに、それぞれの流派の「型」があるんです。

それについて文句を言うのはお門違いだと思うのです。


沖縄から伝わった「唐手」も受け取り方で違いが出たり、「よりこう(自分的に)したい」という想いをのせてそれぞれの開祖が流派を興したわけです。

だから、動きに多少の違いはあっても仕方がないのだと思います。


オリンピック種目に決まった「空手」では型を統一しており、非常にキレイだと思います。



極真会館 佐藤俊和氏



新極真会 塚本徳臣氏 征遠鎮(セイエンチン)



極真会館 征遠鎮(セイエンチン)



糸東流 征遠鎮(セイエンチン)



全日本空手道白石派糸東流研武会 伝説の空手家 宗家 白石恒尊氏 征遠鎮(セイエンチン)



沖縄空手(唐手道 止揚会) 征遠鎮(セイエンチン)



世界空手連盟 宇佐美里香選手 征遠鎮(セイエンチン)



剛柔流国際空手道古武道連盟 勇善会 征遠鎮(セイエンチン)



日本空手道泊親会清水道場 征遠鎮(セイエンチン)




「組手」問題


さてこちらが本題となると思います。

「どちらが強いか?」では組手ですよね。

冒頭で、「比べようがない」と書きましたが、それでは元も子もないですね。

同じ「空手」ではありますが、「強さ」の何を基準にしたら良いのか考えましたが見付けることが出来ませんでした。


どちらかのルールでやるのは問題外ですし、例えば、キックボクシングルールで戦ったとしても、どちらも普段はグローブは付けませんし、伝統派にとっては「突き」がやりにくいと思います。

また、直線的な動きでフックなどはほとんど使わいでしょうからね。

フルコン派にとっては、顔面がネックになってくるでしょう。

フットワークを駆使するといった選手も少ないですしね。


総合格闘技ルールなんかは、無理でしょうね。

フルコン派は、「掴み」は反則ですからね。

関節技なんかは、元を正せばどちらにもあるとは思いますが、まず普段の稽古ではやらないでしょう。


まず、顔面が有るかどうかで相手との距離が変わってきます。

効かせるかどうかで、フォームが変わってきます。

では「ライトコンタクト」にすればって思う方もいるかもしれませんが、基準が曖昧になりかねません。

フットワークを使うルールなら伝統派に有利、スタミナやダメージなら当然フルコン派です。

なので「比べようがない」と書きました。

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あと、私は学生時代、少林寺拳法をやっていたので「空手と少林寺拳法のどちらが強いか?」というところから「強さ比較」を考えるようになりました。

そうなると、「強い人は、何をやっても強い」という結果になるんです。

私のイメージでは、少林寺拳法⇒極真会館芦原道場⇒正道会館でカリスマとなっている「中山猛夫選手」が思い出されます。

強かったですよね!


少林寺拳法をやっていた学生時代に芦原カラテをやっているという上級生ともスパーリングしたんですが、ローキックに慣れてなかったので遊ばれました。

掴んで関節技ってルールでは無かったし・・・

ということなどを引っくるめて考えると普段の稽古というか、慣れないルールではどうしようもないという結果が出ました。

どの流派も試合ルールに則った稽古をしていると思います。

結局、伝統派フルコン派の中間的なルールを設定しても、そのルール用の稽古をしなければ勝てないということです。



まとめ


元は同じ「空手」ですが、流派や道場によっては敵対意識を持っている指導者もいると思います。

どちらにも有利な点と不利な点はあります。

カラテはフルコンしか経験の無い私からすると、ポイント制の試合は「剣道」に似ていると思いました。

「一足一刀の間合い」から飛び込んでの攻撃みたいな感じです。

「間合い」を重要視します。

フルコン派はある程度のダメージ覚悟で接近戦が多いですね。

肉体を作ることも必要になります。

技のバリエーションが必要になります。


これは私の個人的な意見ですが、伝統派をある程度マスターしてフルコンカラテをやると結構なんでも対応できるのではないかと感じます。

結局、「路上で自分の身が守れるか?」を考えたら、暴漢がそこそこ強くて普段の稽古ルールにない攻撃をされて、「習ってなかったから食らった」では情けなくなりますよね。

ただ、フルコン系から総合格闘技にいった選手で良い成績を残している選手がほとんどいないのは寂しいです。

最近では、沖縄拳法空手道の山城美智氏を支持している、「巌流島」で活躍中の「菊野 克紀選手」が元極真で極真世界チャンピオン木山仁氏の指導を受けてますね。

伝統派では、UFCで活躍している「リョート・マチダ選手」ですかね。

どちらにせよ、私にとっては空手出身の選手が格闘技で活躍するのは嬉しいです。

総合格闘技では、フルコン系より伝統派が対応出来ているんですかね?

ただ少し驚いたのは、「型」でいうと全く古典の型をやらず、オリジナルの型(コンビネーションの様な動き)をやっている芦原会館の「サバキ」が伝統派の動きに近いという意見が多かったことです。

芦原会館も道場によって稽古内容が違うと思いますが、基本的には顔面の稽古もやっています。


どうであれ、通える距離に道場がないと行かなくなるし、道場の雰囲気や道場生、先輩、先生が合わなければ行かなくなります。

私の考えでは、「強い弱い」も重要かもしれませんが、その武道・武術が「好きか嫌いか?」で決める方がいいと思います。

強くなれても、好きではないと続ける事が出来ませんからね。

その為、道場経営を生業としている道場主は毎日必死だと思います。


この「どちらが強いか?」問題の答えが出る日は来るのでしょうか?

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