小学生で始めて「道場」と言うところに通ったのが、柔道でした。
これは、友達がやってたから、やりたくなったというのが本音。
そこそこ真面目にはやっていたけど、はじめから中学に入る頃にはやめようと思っていました。
中学になって、いじめにあい、自分から始めたいと言って始めたのが、少林寺拳法でした。
1年もしないうちに、県大会で優勝しました。
これで、周りの反応や考え方が180度変わりました!
私の「いじめ対策」は上手くいったんですね。
それ以上に、ハマってしまったというのが、本音なんですが、バスケットもやっていたので、中学生ながら本当に肉体を鍛えていました。
打撃の原点
私の中の、「少林寺拳法」とは武道の原点になっています。
打撃の原点であるとも言えますね。
5年足らず、ではありましたが、真剣にやったお陰で、空手をやっている今も役立っています。
いま、空手がオリンピックの競技化を目指して運動していますが、日本で一番多い武道団体は少林寺拳法だと聞いたことがあります。
もちろん、世界レベルで考えても、多いと思います。
この動画を観ると、少林寺拳法が如何に体系化され、正しい稽古法を伝えているのかが良く分かります。
どんな、武道武術も、人が教える以上、伝える人の考えや経験が入ってくると思いますが、ここまで、日本人が教えても外国人が教えても技術、見た目もほとんど変わらないのは、本当に素晴らしいと感じます。
人によっては、「空手は、人の数だけ流派があるようなものだ」と言われる通り、教える人の特徴が生徒に伝わります。
なので、独立する流派が後を絶たないんですね。
しかし、少なからずではありますが、少林寺拳法からも分裂した流派はあるとはいえ、空手に比べると本当に少ないんですね。
それは、体系化がしっかりとできているため、同じような事が出来ない、技術が同じものにるので、個人のオリジナリティが出しにくいのかもしれません。
特に、柔法ですね。
打撃は、どうにでもなりますが、柔法は効かせる場所や動きが似てきます。
ですので、少林寺拳法を辞めて数十年経っても今だに忘れずに出来ると思いました。
これを、空手に求めるのは、難しいとも感じました。
ただ、ルールを統一して、いろんな流派が一同に参加出来る運動は良いことです。
技術交流や、オリンピックのように同じ所に目標が設定できるのは私も大賛成です。
しかし、本当に少林寺拳法の教え方をじっくり参考にしたいと思います。
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