私は、本当に小さい頃から「強さ」に憧れていました。
小学生の頃から、柔道を始め、中学からバスケット部の傍らに少林寺拳法の道場にも通い始めました。
肉体的にしんどかった頃、疲労で朝鼻血を出したこともあります。
そんな中学生の頃、これを映画館で観た私は、スーパーマンでも見るかの如く、ショックでした!
というか、本当に驚きました!
よく観ると
後日談での噂ですが、「ヤラセに決まってる」という内容の話をよく聞きました。
はじめは私は、信じませんでした。
初めて観た時の衝撃が忘れられなかったのです。
それから私もいくつかの武道を経験し、大人になって改めて拝見すると、「ヤラセ」だろうと思うようになりました。
今更35年ほども前の映画が、ヤラセかどうかなんてどうでもいい話なんですが、私にとってはどうしても忘れられない出来事だったので敢えて取り上げてみました。
いくつかの違和感が出てきました。
それは・・・
・カメラワークが良い
・角材という武器を持っていた
・三浦師範が飛び技を何度か使っていた
・ナイフディフェンスはあっさりすぎた
・地元警察官の出てくるタイミング
・全員が気絶している
あまりにも「絵的」に良すぎるんですね。
でも、実際リアルでも、三浦師範は対処出来たと思うし、演出的には大山総裁お見事!という感じです。
そんな三浦師範は、数年前にワールド大山空手から独立しましたね。
私も三浦師範は好きな空手家の1人ですので、聞いてみたいのですが、それは叶わないでしょう。
私が、一時期通っていた、ワールド大山空手の道場の支部長は元々、三浦師範のお弟子さんだったので、聞いてみたのですが、「1人でやりたかったのではないでしょうか・・・」という答えでした。
私が、ワールド大山に入門したのは、「試合ルール」に則った稽古しかしない極真が性に合わなかったからなんです。
顔面ありの少林寺拳法がベースにあったからだと思います。
そこで、極真は好きなので、極真系でもっと実践に近い稽古をしているところを探していました。
ワールド大山空手の支部に体験入門したところ、襟首を掴んだり、関節蹴りをやったりと実践に使える技をやっていて武器術もあるので、その道場に入門しました。
しかし、そこは御多分にもれず全日本大会や全米大会も主催している流派なので、普段は試合ルールの稽古しかしませんでした。
私も入門したからには頑張ろうとしましたが、どうしても顔面の稽古をやらないことと、怪我が多くなってきたことから退会してしまった訳です。
どうしても、組手が多いと怪我をします。
ガチンコですね。
あの稽古はあまり好きではありません。
なので、現在の空手になってしまいました。
話が反れましたが・・・
先の動画を観て、経験者であれば、大体の予想は付きますよね。
これは、三浦師範は大山総裁の指示に従ったということで、私は納得しています。
この映像は本当に私に勇気をくれました!
夢を与えてくれました!
私にとっては、ヤラセだろうがどちらでもいい話でしたが、もしかしたら詳細を知っている方がいるかもしれないと、敢えて取り上げてみた次第です。
きっと私のように、この映画を観て、空手を始めた人もいると思います。
いくつになっても、修行に終わりはありません。
頑張っていきたいと思っています。
三浦師範、ありがとうございました。
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