最近気になる流派「心輝会」ですが、ホームページが新しくなったようです。
また、次々に動画もアップされています。
観れば分かりますが、「サバキ系」の技術ですね。
サバキの技術は見ただけでは、技の本意はつかめません。
確かに芦原カラテの流れを汲んでいるのが分かります。
代表の玉城氏の技術には、正道会館の石井館長も認めているようです。
いまの時代、フルコンタクトカラテがオリンピックへのアプローチが盛んな時に「試合は一切しない」とはなんとも「スポーツでは無い」とハッキリ言っています。
スポーツではなく、武道であることを宣言しているかのように思えてなりません。
私は個人的に、こういう方向性は結構好きです。
もちろん試合形式の練習と実践(路上での有事)での練習と両方やるのが理想ですが、試合をする流派ではなかなかそれも難しいでしょう。
どうしてもスポーツ(試合)寄りになってしまいます。
とは言え、心輝会でもスパーリングはやってると思います。
そこへ行くと、心体育道はスパーリングさえやってないというから、徹底してますね。
どちらも武器術がるのは、素晴らしいです。
外部からでも教えを請う
心輝会では武器術もあるようです。
他流はとは言え、「一日の長」がある流派の師範に教えに来てもらうのは、素晴らしいことです。
自分で教える事に越したことはないと思いますが、武器術では日頃稽古している人には敵いませんからね。
心体育道にも「杖術」がありますが、これは廣原誠氏が独自に学んで独自に開発したものだと思います。
★【送料無料】 DVD/スポーツ/廣原誠 心体育道杖術/SPD-1845
何にせよ、「フルコン系空手はほとんどやらない武器術が必要だと思う理由とは?」にも書きましたが、武器術は必要です。
技はもちろん、実践での考え方にも幅が出来ます。
対複数人でもアレンジが出来ますしね。
まとめ
昨年、立ち上がった心輝会ですが、出来たばかりで模索している部分もあるとはおもいますが、試合をしない武道であると宣言しているところには共感できます。
もし、路上での有事にあたり、黒帯たるものやられる訳にはいきませんし、習ってないでは済みません。
フルコン系の空手をやってる人は、顔面を叩くのに躊躇してまうこともあると思います。
日頃の鍛錬が出ますからね。
ルールに縛られた稽古はもはやスポーツと言わざるを得なくなります。
心輝会ではそれ以上と解釈するべきか、「戦わないカラテ 始動!!」とトップページにあります。
これは心身を練磨するということだと解釈しています。
大人向けですね!
子供にも言って理解できるなら説かなければなりませんが、ある年齢までは試合も一つの経験としてアリだとも思います。
これから、支部も増えてくると思いますし、玉城代表の動向が気になるところです。
DVDも観てみたいですね。
今後に期待し、楽しみにしています。
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