芦原会館の先代館長の高弟はたくさんいたと思いますが、いまでは各々が流派を開いています。
芦原会館の知恵と技術が分散したのは本当に残念です。
二代目になり、当然多少の改革はあったと思います。
今でも芦原会館は大きな空手団体の一つですが、離れていった高弟たちの団体がもし芦原会館だったらと思うと残念でなりません。
その、先代芦原英幸館長のボディーガードと言われた、英武館館長「松本英樹」館長の技術が素晴らしいと思いました。
英武館と言えば、数年前に技術DVDを出していますね。
あの内容より今の方が、分かりやすく伝わりやすいと思いました。
今でもファンは多い!
「空手バカ一代」世代で、芦原カラテに詳しいマニアの中には松本館長を尊敬している人は今でも多いと思います。
私もその一人ですが、今では関西圏でなければ、そのサバキの技術を習うことが出来ません。
2ちゃんでもいくつもトピックが立っていますからね。
フルコンタクト空手界は「お金問題」で分裂することがしばしばありますが、どうして芦原会館から離れたのか?詳しくは分かりません。
先代館長と昇級昇段審査で、必ず一緒に全国を周りボディガードまで任されたのは、ハンパな強さではないと察します。
芦原会館の創設間もない時期から、先代は技術本やビデオに着手しました。
その、本やビデオで有名になった芦原会館のお弟子さんもたくさんいます。
当時の審査では、数百人が受審していたと聞いています。
当然、本やビデオに出てた高弟たちが審査で受審者の相手をすることになっていたと思いますが、当時は元極真の黒帯やら他流派の有段者がたくさんいて、相手をする黒帯も大変だったと聞いています。
そんな中で、どうしても黒帯で手に負えない様な受審者がいると、決まって先代は松本館長に相手をさせていたそうです。
要するにどんなに身体が大きくても、強くても松本館長が全て捌いていたことになります。
本当に先代からの信頼は厚かったのが理解出来ます。
関東でもセミナーを!
関西を中心に活動している英武館ですが、関西以外ではほとんど活動や支部はありません。
また、女性向けの護身術教室や初心者向けのカラテセミナーも開かれているそうで内容が気になります。
関西以外での活動はほとんど聞いたことがありませんが、私としてはぜひ、関東圏でのサバキセミナーの開講を希望しています。
芦原会館創成期を支え、先代館長のボディガードまで任された松本英樹館長の技術を少しでも体験したいのは私だけではないと思います。
YOUTUBEで、少し指導している動画がアップされてますが、その理論が本当に興味深いんです。
今と違って、道場破りも普通に来てた時代、松本館長がいれば先代館長が出るまでも無かったとも聞いています。
その、サバキの実践の技術を関西だけに仕舞っておくのは勿体無いと思ってしまいます。
もちろん、弟子の数だけ技術は発展していると思いますので、セミナーを開いて欲しい流派の代表は数名います。
要するに、まだ芦原会館を離れた高弟達がいてくれば、芦原会館の門を叩けば済みますが、これほど分裂してしまった今ではそれぞれの技術を体験することは出来ませんよね。
本当にもったいないです。
もう一同に集うことはないでしょうね。
円心会館の二宮館長が時々オープンセミナーを開いてるようですので、ぜひ他の芦原系の館長方はご検討していただくことを切に願います。
コメント