空手の試合(組手)で重要な「フェイント技」のポイントと練習方法について


最近益々空手の試合が盛んになってきています。

特にフルコンタクト空手は流派がたくさんあるので、その流派ごとに毎週の様に大会が行われています。

JFKOと言ったフルコンタクト空手団体が集う組合の試合は年に一度かもしれませんが、そこに参加する300ほどの団体が自派での大会を開催するとなると一年中大会が行われてもおかしくない計算になります。

「フルコンタクト空手」とは言え、流派によって特色は様々で試合のルールも違います。

伝統派でさえ、全空連ではルールを統一したかもしれませんが、自派での大会ではルールも多少変わってきます。

「組手」試合で勝つにはいろんな要素が必要になってきます。

伝統派・フルコン派に関わらず、空手の試合のほとんどはトーナメント方式です。

プロ格闘技ではないのでランキング形式にしている所はほとんどないでしょう。

参加人数にも依りますが、1日に数回試合をするとなると「効率」が求められます。

要するに、如何にダメージを受けず相手にダメージを与えるか?ということになります。

そのためにもルールを熟知しておくことは非常に重要で、選手たちはルールに則った技術の向上を目指します。

「実践」と言っても何を持って「実践」なのか、定義は決まっていません。

路上なのか、試合場なのか、道場内なのか、学校なのか、一番身近に感じられるものと言えばやはり「試合」ではないでしょうか?

主審の「始め」の合図で、相手と向かい合って組手をやるには当然頭も使います。

技術(引出し)があるのは当然として、それを如何に使ってどうやって引き出しを増やしていくかについてお伝えしたいと思います。


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まずは、いろんな技を身に付けること


例えばローキックが特にな選手にローキックからのバリエーションをを増やしていくことも大切ですが、普段使わない技を使えるようにすることも重要です。

上段回しや後ろ回し蹴りなど普段使わない選手は、普段の組手稽古でたくさん出してみましょう!

突きと下段回し蹴りだけで決勝までいくことは難しいです。

上段中段下段、内外、前横縦など蹴り一つにしてもたくさんのバリエーションがあります。

それを組み合わせたり、タイミングをズラしたり、フェイントを使ったりしてどうやって相手に当てるかを日々稽古の中で練習していると思います。

そこで今回はフェイントについて考えていきたいと思いまが、重要なポイントの一つとしてあげたいのが「柔軟性」です。


例えば、極真のグラウベ・フェイトーザのブラジリアンキックをご存知でしょうか?

構えた前足でスーッと前蹴りか膝蹴りの容量で膝をあげたかと思うと、上段のブロックをかいくぐって相手の顔面を捉えています。

これも膝や股関節の柔軟性が成せる技だということです。



フェイントを使う


フェイントとは、空手で言うところの上段回し蹴りに見せかけて中断回し蹴りだったり、下段回し蹴りと思わせて上段を蹴ったりすることです。

また前蹴りかと思わせておいて回し蹴りだったり、蹴りかと思わせておいて突きだったりするわけです。

これは「反復練習」が最も重要です。

技を出すための練習とそのパターンに持っていくための練習が必要ですが、特に体重移動を意識して下さい。


難しいですが、フェイント技に持っていくまでの伏線(捨て技)も必要だと言うことです。

ローキックばかり出していて上段を攻めるとか、分かりやすい練習から始めましょう。

その時に重要なのは、伏線に行っている「ローキック」は強めに蹴らなければいけないということです。

ハイキックを当てるためのローキックでは相手がしっかりローキックを警戒してくれるように意識を下段にもっていかなければなりません。

この「意識を持っていく」ということがポイントになりますね。

その為にも、軽いローキックなら相手もブロックすらしないでしょうから、「貰ったら痛い」という意識を植え付けていかなければなりません。



目線


技を出す時に、大体の選手は当てようとする場所を見ます。

それをワザと、別の所を見ておいて当てたい場所を見ずに攻撃するということも重要です「目線のフェイント」ですね。

足元を見ながら強めのローキックを打っておき、数回目に足元を見たまま上段を蹴ると入りやすくなるでしょう。

その為にも、下を見たまま上段回し蹴りを出せる練習をしなくてはいけません。

またその逆も然り、相手から目線を話さず上方を見てから下段を攻めることも効果的だと思います。

そういう技を出せることはできても、相手に勘付かれたらダメなので出来るだけ上半身のモーションなどは変えずに別の技が出せるようにしておく必要があります。

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技のスピード


それから重要なのは、技のスピードです。

捨技のスピードは抑えめにして、決め技は全開で出しましょう!

捨技とは、効かせるための技ではなくて、意識をそこに持っていくための伏線となる技です。

相手の得意な技は、来ると分かっていても貰ってしまったりします。

それは、自分がおもったよりも軌道が見えなかったり、スピードが早かったりするためです。

先程のグラウベ・フェイトーザのブラジリアンキック(縦蹴り)が良い例でしょう。

グラウベのブラジリアンキックは相手選手は皆くるのは分かっていますが、避けられません。

要するに、伏線となる捨技と決め技とのギャップがあればあるほど効果的でと言えます。



まとめ


まずはいろんな技を使えるようにしておきましょう。

その中から、得意な技をピックアップします。

それから、その得意技からそれほど違わないまるっきり別の技を使って軌道を変えたり目線を変えなかったりしてどうやったらその得意技を相手に当てられるか考えて練習しましょう。

中断前蹴りから縦蹴り、前蹴りを蹴るモーションから突き、前蹴りから回し蹴り、左下段回し蹴りの目線で右上段回し蹴りなど組み合わせは無限にあります。

まずは捨技から決め技へつなぐ練習をして、それを徐々にスパーリングに入れていきましょう。

それから相手に感想を言ってもらい、さらに自然にフェイントを掛かるには何が必要か考えて練習しましょう。

上手くいけば、ノーダメージで次の試合に進める可能性もあります。

ずる賢いとは思わずに貪欲に練習して下さい。

一流選手なら誰でもそんなフェイント技の2つ3つ持っているものなのですから。

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