外国人空手家が唐手(空手)発祥の地「沖縄」に集う理由とは?

2020年に空手がオリンピック種目に決まってから何かとテレビなどでの露出が増えている空手ですが、競技の先にあるものは何なんでしょうか?

いま外国人空手家が沖縄を訪れる、または短期の空手留学をする人が増えているようです。

伝統派(ポイント制)の空手流のことについてはこちらで説明していますので、参考にして下さい。

IOC総会でオリンピック種目に決まった「伝統派空手」を説明します。


オリンピック競技に加わって、これから益々競技人口が増えてくのは理解できます。

しかし、沖縄空手の流派のほとんどはポイント制のような稽古はしていません。

ではどうして今沖縄の古来から伝わる空手に外国人が集うのか考えてみました。

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生涯に渡って出来る


これはスポーツ競技である以上仕方のないことですが、肉体のピークは20代だと思うのです。

どんなに無理をしても寝れば回復したり同じ怪我でも20代と30代40代では治るスピードも当然違ってきます。

私自身も若い時は一つの怪我でも無理出来たんですが、今では一つどこか怪我をすると別の場所を併発してしまったりしてしまいます。

要するに、肉体のピーク時期でキツイ稽古に耐えて試合に望んでこそメダル獲得につながってくるのだと思います。

当然加齢に伴い経験値は上がりますが、自分の意思に反し肉体が付いてこなくなるのです。

どんなスポーツでも同じことが言えますし、誰もが通る道なのです。

スポーツ競技としての空手を生涯に渡って指導していくのもできると思いますし、ニーズもあると思います。

指導者を指導するという立場も必要ですしね。

また現役選手でいる時には見えなかったものが、引退し指導者になってから見えてくるものもあると思います。

例えば肉体的にハンデを持っていたりすると、試合に勝つためにいろんな努力・工夫をしてきた選手はたくさんの専門知識がストックされていることでしょう。

そんな有効な知識や稽古方法を後輩に伝えていくことは非常に大切で、それが伝統なのだと思います。


沖縄を訪れる外国人が増えた理由の一つに、「武道」である以上心身を鍛えていかなければならないわけで、試合に勝つ空手から生涯に渡ってできる空手に考え方や目線が変わってきているのだと感じます。

空手の技や技術もそうですが、それ以上に空手を通じて「精神(心)」を鍛えたいという外国人が増えたことによるものが大きいのだと思います。

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フルコンタクト空手の選手ほどぶつかる壁


この「生涯に渡って出来る空手」というテーマは、フルコンタクト空手をやってきた人ほどおちいりやすいテーマだと思います。

私が思いますに、伝統派空手をやっている人々よりもフルコンタクトカラテをやっている人に多くこの問題にぶつかるようです。

フルコンタクトカラテは相手の肉体にダメージを負わせて勝敗が決る競技ですから、なおさら年齢が重なると競技者的には難しくなります。

それでもセイフティールールなどサポーター着用をするなどしてシニア部門をたくさん増やして大会を行っている流派も増えています。

それに参加される選手は本当に素晴らしいとも思います。

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しかし、多数の人は怪我のリスクのある競技よりも心身を鍛える稽古にシフトしていきます。

だから余計に、歴史や進化の過程を知りたくなるのも当然だと思うのです。

私も愛読する月刊「秘伝」で取り上げられる空手や古武道をはじめとする有名な先生方でも経歴に「極真空手」とある方が多いように感じるのは私だけではないでしょう。

やはり若い時一度は、自分の力がどれだけ相手に通用するのか試したくなるのもですよね。



まとめ


そんな「空手」に外国人が本物を求めて沖縄に集うのも理解できます。

「ベスト・キッド」などが公開された数十年前だったらまだ「東洋の神秘」だとみられていたことでしょう。

更にその昔では、レンガやビール瓶を切る大山総裁の手を「ゴットハンド」と呼ばれていたのも頷けます。

初めて試割りを見た外国人は「魔法」のように見えたのではないでしょうか?


外国人にとっては、日本の沖縄発祥の武道で今や世界中に広がりをみせている空手ですから「古の極意」が習えるなら行ってみたいと思う人が増えて当然です。

また空手留学した外国人が経験を活かして他の国の人と沖縄の空手流派の道場とをつなぐサイトもあります。

沖縄には「karate」をテーマにしたコミュニティーも増えてきているようです。

関東圏に住む私も、時間と費用が許すなら一度沖縄に空手留学してみたいと思います。

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